第二次世界大戦 3
第二次世界大戦の原因とは・・・・始まった理由とは・・・ヨーロッパ編
戦争の起因は、主として世界恐慌以来の世界経済の解体と
ブロック経済間の相克にあるといわれているいます。
アメリカ合衆国は、1920年代にはすでにイギリスに代わって
世界最大の工業国としての地位を確立していました。
第一次世界大戦後の好景気を背景として、
国内には国家財政の安定に対する絶対的な信頼と楽観主義が広がっていまいした。
これによりかえって生産過剰に陥り、
それに先立つ農業不況の慢性化や合理化による雇用抑制と複合して株価が大暴落しました。
その後ヨーロッパに飛び火して世界恐慌へと発展しました。
当時、ヨーロッパ各国の銀行の多くは戦時債務や戦後復興における融資先として
アメリカの銀行と密接な関係を持っいたので、そこからアメリカ資本が撤退することは、
すなわちヨーロッパ経済の危機を意味していたのです。
その後、恐慌に対する対応として英仏両国はブロック経済体制を築き、
アメリカはニューディール政策を打ち出してこれを乗り越えようとしたが、
広大な植民地市場や豊富な資源を持たないドイツやイタリアはこのような状況に
絶望感と被害者意識をつのらせ、こうした状況をつくりあげたヴェルサイユ体制そのものを憎悪した。
ファシズム運動が、現状打破のために擬似革命的性格と強大な国家権力とを指向した所以である。
ファシズム政権が成立した後のドイツは再軍備宣言、ラインラント進駐を皮切りにオーストリアを併合、
チェコを解体、最終的にポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発する。